2012年5月29日火曜日

フューチャーセンターとしてあるべき大切なことは、他のフューチャーセンターのセッションに参加すること

フューチャーセンターウィークでは、日本各地で様々なテーマのもとフューチャーセッションが行われています。

恒常的にフューチャーセッションが行われている場をフューチャーセンターと呼ぶ、という定義に従えば、自分がディレクションしているフューチャーセンターでセッションを継続して行うことは、絶対的な条件となります。

ただ、それだけでは、社会的にインパクトを与える動きが、できないわけではないけど、なかなか動きにくいと思います。

そのため、フューチャーセンターのディレクターとして大切なことは、他のフューチャーセンターで開催されるフューチャーセッションに参加すること。
そうすることで、一見関係ないと思われるフューチャーセンター間のネットワークが生まれます。そのつながりが拡大していくことで、解決が困難であった社会課題を解く糸口が生まれるものと思います。

そういうわけで、フューチャーセンターウィーク中に行われた、
【ありがとうバンク】#1:人が「感謝」で変わる瞬間〜そして未来が創られる〜
のセッションに参加してきました。

ありがとうバンク設立者の堀井さん
ありがとうバンクとは、「感謝や優しさが目に見える社会価値となり、ペイフォワードされる仕組みを創る」フューチャーセンターです。

セッションには約70名の参加者が集まりました。
(すげぇなぁ・・・「カミヒコウキ」は10名で部屋いっぱい。)

セッションでの対話を通して、感謝することについて、自分自身よく考えるよい機会となりました。
特に、「責任では人は動かない、感謝ベースで動けば何でもできる!」といったことが会場でシェアされた時に、私としては様々なビジネスモデルを考えるときのヒントをお土産として持ち帰ることができたと思いました。

そして、たまたま帰り道が同じ方向だった野村恭彦さんと、帰り道ダイアログ。
帰り道は、振り返りをするにはよい場(?)ですね。

今後、いろいろなフューチャーセッションが各地で開催されていくことと思います。
まずは、「カミヒコウキ」でのフューチャーセッションを開催することが大事ですが、他のフューチャーセッションにも、(いろいろな業務を調整しながら)参加していこうと考えています。


参考文献
フューチャーセンターをつくろう ― 対話をイノベーションにつなげる仕組み(野村 恭彦 著)