2013年2月9日土曜日

【企画会議レポート】企画実現に動き出した「Dream Plane(ドリームプレーン)」

「想い」から「対話」へ。「対話」から「行動」へ。フューチャーセッションの成果として、具体的な行動計画が、このセッションをきっかけに生まれました。

1月29日に実施したカミヒコウキ フューチャーセッション「福島から夢の紙飛行機を飛ばそう」の企画会議。

参加したのは、震災復興に向けた活動を福島からはじめようと想いを持つメンバー。
「福島が100年以上続くコミュニティであるためには?」
「いかにつなぐか?」
「福島県民と東京の方の間に手助けできるサポートをつくるには?」
これらは、昨年のフューチャーセンター・ウィークで実施したセッションから生まれた大切な問い。
この問いの答えが、今回の企画「Dream Plane(ドリームプレーン)」にたどり着きました。

今回の企画会議では、はじめにイベント実行の基本3STEPを提示。
STEP1:メッセージを紙ひこうきに描く(えがく)
STEP2:一斉に紙ひこうきを飛ばす
STEP3:メッセージを受け取り行動する

しかし、どんなメッセージを描いて、どうやって紙ひこうきを飛ばして、どのようにメッセージを受け取り、行動につなげるかは決まっていない状態。この企画会議では、イベントの具体的な内容を検討することも一つの議題。

それで、ここはアイデアを出すために、即興でイベントが開催されたことをイメージしながら、実際にやってみました。イベントのプロトタイピングです。
このプロトタイピングが、後のアイデア出しや課題の発見につながりました。
STEP1:メッセージを紙ひこうきに描く(えがく)
STEP2:一斉に紙ひこうきを飛ばす
STEP3:メッセージを受け取り行動する
イベントのプロトタイピングを行った後、各STEPに対するアイデア出し。
3月10日に実施する、ということは決まっていたので、実行に向けて具体的で大きな課題も浮き彫りになってきました。
その中でも、「どこでやる?」という場所が決まらないと、実行に向けての動きが現実的には見えないということになりました。それは、場所さえ確保して方向性が見えれば、皆んな参加したい!ということでした。

ということで、今回はその意志を共有して、セッションは終了。

後日、Dream Plane Project運営事務局を立ち上げました。
運営事務局内で開催場所を仮決めし、そこだったらどんな人に協力してもらえそうか?といった方向性を具体化させました。
それを形にしたのが、冒頭のパンフレットになったのです。
ちなみに、開催場所は「福島市市民活動サポートセンター チェンバおおまち」。
それ以外にも、現在、Dream Plane Projectといくつかの方面からコラボレーションの可能性を模索しています。

今回、実行に向けて大きく動いたのは、復興支援を行なっている学生団体の存在が何と言っても大きい。

そして、一人でも多くの人が参加して、このイベントが日本全国に広まり、「Dream Planeは福島からはじまった」と多くの人が笑顔で話している未来がくることを、私たちは願っています。