2012年5月15日火曜日

フューチャーセッションでは多様性のある参加者が大事

この数回は、第1回のセッションを振り返っての気づきをまとめていきます。

今回は「参加者」について。

フューチャーセンターの魅力のひとつに、「未来のステークホルダー」に出会える場であることが挙げられます。
フューチャーセンター・セッションでの新たな出会いが、あなたの仕事や人生の意味を一変してしまうかも知れません。未来のステークホルダーとは、そういう触媒のような人達のことです。
-フューチャーセンターをつくろう(野村恭彦 著) p.152-

そして、カミヒコウキでのセッションでは、下記のような職種の方々が集まりました。

●営業・経営
●CRM関連サービス
●研究員
●受付
●建築・不動産
●営業・事業開発
●コンサルティング
未来では、ステークホルダーになるかも知れない人々
それぞれ扱っている商材は異なりますが、「いいものを、どう伝えるか?」という点では共通の課題を持たれていました。

その共通の課題をもとに、ダイアログから、その人にとっては奇跡的な気づきがいくつも生まれました。一例ですが、女性に伝わる情報の出し方についての着眼点、工夫について「コミュニケーションのダイエット」が重要、など。

※参加者皆さんの感想をまとめた振り返りシートは、後日公開予定。

普通には出会いない人々が・・・異業種の(研究員☓マーケター)
明るい未来を創造

第1回は、フューチャーセッションを実施する、というところまでで終了ですが、本来は得られた気づきを大事にしながら、さらなるプロトタイピングセッションやユーザーの行動観察などを行い、アイデアをより具体化する活動に入っていきます。

それと同時に、ここで知り合った人同士が、さらに新たなステークホルダーを巻き込み、実現に向けたアクションをとることも合わせて行なっていきます。

今回実施して嬉しかったのは、セッションが終わってから「このメンバーで何かやりたいね」というコメントがあったこと。
まさに、参加者の多様性から生まれた気づきと出会いから、新しい未来がスタートしようとするときに生まれる言葉ではないでしょうか。
しかし、単に多様性を持った参加者を集めればよいわけでもない意味も今回実施して分かりました。これも追々。

いろいろな気づきを得ながら、「カミヒコウキ」は、新しい未来を生み出す装置として、これからも活動を展開していきます!